#新しいコミュニティの作り方 を終えて見えたもの

#新しいコミュニティの作り方 を終えて見えたもの

こんにちは。長田(@SsfRn)です。

昨日、「新しいコミュニティの作り方」というイベントに登壇してきました。

テーマは、「フラットなコミュニティ」について。

ヒエラルキーがあまりない、立場がフラットなコミュニティはどうやって形取っていくのか?フラットなコミュニティにおいて、大切なことはなんなのか?そのあたりに触れつつ、あらゆるコミュニティを比較しながら、トークさせていただきました。

今回の登壇者は
福岡でnote酒場を主催して文化をつくっている、池松さん(@jun_ikematsu 
あらゆるコミュニティに参加しnote非公式オフ会を主催していた、坂口さん(@jsakaguc2010 
イケウチオーガニックの、牟田口さん(@MUTAGU 
僕を含めた計4名。

それぞれ、まったく違ったコミュニティ環境なので、その中で意見を交え合うのはとても楽しみでした。また、サテライト会場として、福岡と大阪にSkypeで中継し、リアルタイムで質疑応答にも対応するという挑戦も。なかなか新鮮でしたね。

さて、今回は、その中で特に気になったポイントを書き記しておこうと思います。

 

 

地方と東京のコミュニティ事情

まず、今回ひとつの小テーマでもあった、地方と東京の差。

これは、先日関西に帰った時にも強く感じたことですが、完全に東京は別の国なんです。

東京では、「コミュニティ」というキーワードが巷に溢れていて、コミュニティ情報もたくさん落ちています。しかし、それは東京だけの話。一歩外に出ると、コミュニティと聞いてピンとくる人は少なく「そもそもコミュニティってなんですか?」ってところから始まります。

東京で通用するコミュニティマネジメントの手法も、地方では通用しないことが多く、また違ったノウハウが求められるのが現状です。

イベント中にも出てきた話ですが、冷静に考えたらそうなるのは当たり前。そもそも、webを活用して情報取集する方の比率はかなり差がありますし、SNSの普及率を見ても大きな差があります。そんな中、オンラインコミュニティに着手しようとしても、厳しい状況になることは、火を見るより明らかですよね。

このように、東京と地方の情報格差は、人の居場所事情にも大きな影響を与えています。

 

こんな状況をどうすればいいのか?
そもそも、どうにかする必要があるのか?
そこに関しては、今後探っていきたいところではございますが、ひとつ参考になりそうなのが「コミュニティデザイン」の手法なのかなと。

コミュニティというと、どうしてもオンラインサロンというキラキラしたものをイメージしてしまいますが、もっと身近なところに目を向けるのがいいのかなと思っています。

コミュニティとはどういうことなのか?を考えれば、自ずと結果にたどり着くと思うので、悩んでいる方はぜひ一度考えみてもらえればなと思います。

 

 

組織目線でのコミュニティ

交流会の時間に、とある参加者とお話しをさせていただいたのですが、その方はコミュニティにまったく関わっていないそうです。ただ、組織マネジメントを考えていく中で、コミュニティという文脈に興味を惹かれて参加してくれたのだとか。

組織から見たコミュニティとは?

以前、サイボウズさんのイベントに参加した際、同じような内容のお話を聞いたことがありました。

コミュニティこそが、新しいカイシャのあり方

この記事の「コミュニティが会社を変える?」の箇所を読んでいただきたのですが、フューチャーセッションズの野村さんはこう話しています。

”あなたのことは友達である”ということが、イノベーションの本質なのではないかと思っています。誰でも儲かるとわかっていればやるじゃないですか。それは契約関係だから。それが儲かるってわかってないし、失敗するかもしれないけど、あなたとそれをやりたい!というのが、ある意味深い友情とするならば、自由意志に基づく友情関係の中で、常にオープンイノベーションは起きるんじゃないかと。この信頼がないところに、イノベーションはないんじゃないかなと思います。

「イノベーションを起こすためには、自由意志に基づく友情関係が必要である」友情関係というのは、土台となる信頼関係があり、契約の関係ではないことを示しているのかなと。

そう考えた時、強制しないことを前提に、一緒の目標に向かって走れる組織が、これからの世の中強いのかなと感じました。

最近だと、「ギルド型組織」が注目を集めましたね。社員をフリーランスとして契約し、動いていくオープンな組織。強制することを当たり前として捉えず、自由意志に基づいている関係性です。

僕が一緒に仕事をしている「スヴェンソンスポーツマーケティング」も、このオープンな組織のひとつ。フルリモートOKで、誰が社員で誰がフリーランスで誰がどの企業かわからない空間があります。非常にカオスに見えますが、しっかり連携して前に一歩一歩進んでいるのが現状です。新しい取り組みにも寛大で、自由で斬新な挑戦を日々続けています。

このように、組織目線でコミュニティを見た時、コミュニティの本質を組織に取り入れることは十分可能なのかなと思っています。むしろ、取り入れる企業こそが、今後生き残っていくのでは?とすら思ってしまう。

このあたりも、今後注目していきたいなぁと思っています。

 

 

コミュニティマネージャーは孤独を感じやすい

このようなコミュニティイベントに参加or主催した時に、必ず出会うのが「コミュニティマネージャー孤独問題」です。

社内の環境にもよりますが、孤独を感じてしまう方は、社内の協力体制をちゃんとひけていないケースが大半を占めると思っています。

上司からは無茶難題なKPIを設定されて、ユーザー時からはクレームが集まってくる。まさに板挟み。これは辛いと思うのも無理ないなぁと思います。

 

そのケースを置いておいて、昨日あったのは地方における孤独問題。話を聞くと、メンバーとなるひとが全然見つからず、ひとりで活動しているそう。応援はしてくれても、なかなか巻き込めないんだそうです。

はじめのコミュニティ活動では、どうしてもその状況になりやすいと思いますが、その時に感じたのは大きく2つ。

1つは、そもそもコミュニティに手をつけるタイミングではなかったのではないか?ということ。最近、コミュニティ神格化問題みたいなのが個人的に感じていて、コンテンツの弱さをコミュニティで解決しようとする企業さんがいます。それは大いなる間違いで、コンテンツが強いからこそ、質の高いコミュニティができるのです。その順序を間違えてしまうと、実際の担当者が辛くなってしまう上に、パッとしない結果で終わってしまう。

昨日の方がそうだったかどうか定かではりませんが、このケースは十分にあると思うので、気をつけていきたいポイントです。

2つ目は、コミュニティの本質は何か?ということ。持論ではありますが、コミュニティは「関係性」が本質だと思っていて、その関係性が多く重なって形取ったものが「コミュニティ」と呼ばれるものなのかなと。なので、目の前のひとりひとりと、丁寧に関係性を築けるか?がかなり肝になっていると思います。この規模まで大きくしたい!とか、先を見過ぎて、目の前の人に向き合えないうちは、コミュニティなんてつくれるはずもありません。

まずは、1対1の関係性。コミュニティは1対1の積み重ねなんだなと思っています。

コミュニティって本当に必要なんだっけ?

 

 

最後に

まだまだたくさん感じたことはあったのですが、長くなり過ぎてしまうので今回はこんな感じで。

それにしても、コミュニティマネージャーの方々と接することができる機会は、やはり刺激的で勉強になることばかりです。環境が変わると、それに付随してコミュニティも変化をしていくので、この世に同じコミュニティはないんです。コミュニティの数だけ事例が存在します。

なので、ひとつひとつの経験が、その人のコミュニティ感覚を研ぎ澄まし、視座を高くしてくれるんだなと。今後も、このような機会をつくって接点を増やしていければなと思っています。

来月もイベント登壇やりますので、ぜひ!

参加してくださった皆さん!
主催してくれた池松さん!
登壇してくれた坂口さんと牟田口さん!
当日お手伝いいただいた皆さん!
本当にありがとうございましたー!!

グラレコも書いてくれました!

https://twitter.com/hamami_chan/status/1098219405111025664