交流イベントでのハッシュタグ戦略について
- 2018.09.10
- コミュニティ運営者向け
- イベント, ハッシュタグ, 交流会

こんにちは。長田(@SsfRn)です。
前にこちらのイベントに参加してきました。
”コミュニティマネージャー勉強会&交流会 ゲストさとなおさん”です。
このコミュニティマガジンを読んでくださっている方はお気づきかと思いますが、さとなおさんは、先日の朝渋イベントにてレポート書かせていただきました(読んでいない方はこちらをどうぞ!ファンベースってなに?「ファンの支持を強くするための3か条」)。
今回はイベントレポートというよりは、このイベントを参加してみて気付いたこととか書いてみたいと思います。
イベントでのハッシュタグ戦略
最近、様々なイベントに参加しているのですが、とある共通点を見つけました。それはイベント専用のハッシュタグがあるということ。
例えば朝渋イベントなら #朝渋 。
SUSONOイベントなら #susonolife 。
今回のイベントなら #コミュマネ交流会 。
イベント参加者は、このハッシュタグを使って、イベント内容・様子や自分の感想などをリアルタイムで呟いていきます。
例えば
イベント会場到着!
交流タイムですー!#コミュマネ交流会 pic.twitter.com/TLmyoS75hY— 長田涼@Wasei Salon (@SsfRn) March 4, 2018
こんなイベント会場の様子を呟いたり
https://twitter.com/mrmr0122/status/970181816454819840
イベント内容を呟いたり
https://twitter.com/Game_Monster_sn/status/970182558058135552
ハッシュタグのトレンドランキング呟いたり
参加してない #SNSおじさん が参戦#コミュマネ交流会 https://t.co/h28cAcSDjW
— 島袋孝一 しまこ #CXDIVE #アドテック #NewsPicks おすすめPicker (@simakoo1) March 4, 2018
参加していない方でも呟いたり
ハッシュタグを用いて、多種多様な呟きをしています。
実際今回のイベントでどれほど呟かれたのか?調べてみると、、、369件!!!
4時間のうちに369回のハッシュタグが使用されています。1分間に1回以上の呟きがあったということですね。その結果、、
おいおい、東京で1位まできたwww
#コミュマネ交流会 @jsakaguc2010 @Game_Monster_sn @satonao310 @satonao310 pic.twitter.com/hFwHhzOEqt— 島袋孝一 しまこ #CXDIVE #アドテック #NewsPicks おすすめPicker (@simakoo1) March 4, 2018
東京のトレンド1位になってしまいました!!すごい!!ここに掲載されたということは、東京でTwitter やっている人であれば、誰しもが目にする機会が生まれるということですね。
なぜ、こんなにも参加者は呟いたのか?簡単にここを考えてみたいと思います。
なぜハッシュタグを使うの?
はっきり言って、もし、このようなハッシュタグがなければ、私もこんなに積極的に呟いていないだろうし、参加者のほとんどが同じ気持ちだと思います。そこには理由があって
①他の参加者の意見が見える=多くの参加者も呟いているという安心感
②自分がイベント参加していることの意思表示ができる=主催者や参加者とのコミュニケーションが取れる
なのではないかなと個人的に思っています。
一種の一体感、同じ時間・空間を共有しているというオンライン上の繋がりを感じることができます。さらに、参加者同士や主催者との交流が生まれます。これは、イベントに参加する人の一つの目的だったりするかと思います。
もちろん、さとなおさんの話を聞きたい!って目的だけの人もいるかもしれませんが、そのイベントで生まれる交流は次に繋がる価値になることもあるので、私はこちらの方が価値を感じることが多いです。
この人の話が聞ける!どんな人が来るのだろうか?そういう人たちと交流したい!そんな感じです。
今回は、特にその目的を持った人が多かったのではないでしょうか。イベントのタイトルが「コミュニティマネージャー勉強会&交流会」ですからね。
交流イベントを主催するときに考えたいこと
多くのコミュニティマネージャーは、このような交流イベントを実施するかと思います。その際は、オフラインでのコミュニケーションだけでなく、オフラインありきのオンラインコミュニケーションの設計も考えると、より活発なコミュニケーションが生まれるかもしれません。
今回のイベントだと、ハッシュタグを使ってオンライン上で、参加者同士が認識し合い、時にはコミュニケーションを取るケースがあります。私が実際にあったことですが、オンライン上で認識すると、やたらと呟く人が目立ちます。そうすると、それがオフラインコミュニケーション時のきっかけになることがありました。
「あの呟きしてた〇〇さんですよね?」という感じで。そこから会話が盛り上がったわけですが、このようにオンラインの設計をうまくすると、オフラインのコミュニケーションにプラスな影響を与えます。さらに、その人の過去の呟きを遡れたりするので、なんとなく価値観もわかりますので、コミュニケーションをスムーズにしてくれることもあるかと思います。
この時、主催側が気をつけないといけないのは、ハッシュタグをただ眺めるのではなく、しっかりリアクションをすること。ファボしたり、リツイートしたり、とにかくリアクションをすること。主催も皆さんの呟き見てますよ!という意思表示になる+シンプルにリアクションがもらえると人は嬉しくなるので、より呟こうとします。
今回のイベントだとまいどるさん(@maidol_28)がその役を担い、怒涛のリアクションを実施していました。本人に聞いた話によると、リツイートしすぎてフォロワーが減ったとか、、なんという身の捧げ方、、これが嫌だという方は公式アカウントを作って実践してみましょう。
最後に
最近よくイベントでご一緒する藤村さん(@saicolobe)がこんな呟きを。
このハッシュタグつけて今日のイベントつぶやいているひと、参加者の2割にも満たないと思うけど、そのコアファン的な人の投稿でハッシュタグがトレンドに入る。これもファンベースの体現ですわな #コミュマネ交流会
— Yoshimitsu Fujimura (@saicolobe) March 4, 2018
さとなおさんも例題に出していたパレートの法則。
この2割の人にどう呟いてもらうのか?この視点は、常に持っておきたいものです。
交流イベントを主催するコミュニティマネージャーの方、ぜひ参考にしてみてくださいね!
それでは!
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